第139回東京エリアDebian勉強会に参加しました

最終更新日時:2016-05-22 12:46

初版公開日時:2016-05-22 12:46


5/21(土)は東京エリアDebian勉強会に参加してきました。

今回は開催のお手伝いということで、原稿準備と印刷、司会進行をしてみるなどやっていました。しかし、開催時間が1時間前倒しになったのを知らなくていきなり遅刻するという有様です。みなさん、ご迷惑をおかけしました。

さて、発表内容はRoger Shimizuさんの「Buffalo Linkstation向けDebian Installerの使い方」という話。Linkstationというとハックして棚にたくさん並んで置いている方もいましたが、その方とは別人です。

U-Bootでブートする仕組みのようでブートにこぎつけるのは難はあまりないようです。PCにUSB接続などでLinkstationに接続するディスクへDebian InstsallerのinitrdとuImageを先頭パーティションにコピーして起動すればDebian Installerが立ち上がりますとのことです。

さて、ここからが本題。現在のLinkstationはシリアル接続するポートが削られているようで、どうやってインストールを進めるか、ということです。Debian Installerにnetwork-consoleという仕組みがあり、PCからsshでLinkstationにログインしてインストールを進めるということです。すごいですね、こんなことできるんだ。

その後、Linkstationをハックする方々の叡智が詰まったバージョン指定やコマンドを投入してインストール完了。なかなか手慣れたものです。デモで利用したLinkstationは、2.5inchディスクが2本入り、CPUはDebian armelで動作するMarvellのもの、メモリは128MBでした。メモリが少ないので激しい使い方はできませんが、何かのバッチを仕掛けておくくらいならいろいろ相乗りできそうです。

その後は時間が短かったですがハックタイムで、勉強会資料の訂正と情報収集で終わってしまいました。 勉強会終了後、3名でちょっと夕食でも食べて近況を語りました。

勉強会を仕切るのは仕事でもたまにやりますが、なかなかパワーが入ります。久しぶりにそんな経験をした2週間でした。


auther: dictoss

地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。 仕事ではCentOS、家ではDebianとFreeBSDを使い何かしようと画策中。

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