halが除去されたkfreebsdのX上におけるキーボードとマウス設定

最終更新日時:2011-03-04 22:10

初版公開日時:2011-03-04 22:10


テクノロジープレビューで公開された6.0(squeeze)ではhalがありますので、xorgもhalからキーボードやマウスの情報を取得して 自動的に設定してくれます。 次期リリースwheezy(7.0)にむけてDebianではhalを除去してudevでデバイス管理をするに変更する作業を進めています。 LinuxカーネルはそれでよいのですがFreeBSDカーネルは代わりになるものがないので、どうしたものかということになります。

halを使っていてX上でキーボードとマウスが使えていたのにhalが消えて動かなくなった方は以下の設定を試してみてください。


$ cat /etc/X11/xorg.conf
Section "ServerLayout"
        Identifier     "X.org Configured"
        Screen      0  "Screen0" 0 0
        InputDevice    "Mouse0" "CorePointer"
        InputDevice    "Keyboard0" "CoreKeyboard"

        # 以下を追加。これでキーボードが動くようになります。
        Option "AutoAddDevices" "False"
EndSection

Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse0"
        Driver      "mouse"
        Option      "Protocol" "auto"

        # "Xorg -configure"で生成したxorg.confはデバイスファイルが
        # 違う場合がありますので適切なデバイスに変更します。
        # Option    "Device" "/dev/sysmouse"
        Option      "Device" "/dev/psm0"

        Option      "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection

Section "InputDevice"
        Identifier  "Keyboard0"
        Driver      "kbd"

        # キーボードを日本語レイアウト設定。
        # squeezeまではhalのfdiフォルダの設定ファイルに定義されていた。
        Option "XkbModel" "jp106"
        Option "XkbLayout" "jp"
EndSection

auther: dictoss

地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。 仕事ではCentOS、家ではDebianとFreeBSDを使い何かしようと画策中。

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